1. 我道 ~飲食の社長たち~
  2. 株式会社テイクファイブ 代表取締役社長 遠山和輝氏
食を伝える「拘り」がそこにある 我道 飲食の社長たち

日本の飲食業界をリードする社長たちの「拘り」はどこにあるのか。生い立ちや人生観などのパーソナリズム視点からひも解き、人気飲食店オーナーの素顔と内面にクローズアップしていきます。企業理念やビジョンはもちろん、お客様一人ひとりに対しての想いや取り組みも知ることができるシリーズ企画です。

記事

株式会社テイクファイブ 代表取締役社長 遠山和輝氏

2012/01/17

株式会社テイクファイブ

代表取締役社長

遠山和輝氏

1968年生

お客様も社員も幸せになれる、魅力的な飲食集団を目指して!

プロフィール
高校からアイスホッケーに打ち込む。その後慶応義塾大学に進学。
「将来は自分で何かをやる」ことを考え、卒業後は商社・イトマン株式会社に入社。
外国為替のディーリングなどの仕事を経験し、1993年に株式会社テイクファイブを設立。
焼肉店「まんぷく」、「十々」、「futon」、イタリアン「レッドペッパー」「PESCADERIA」、
「say cheese!」、「goo italiano」など、海外含めて現在8業態13店舗を展開している。
主な業態
洋食「レッドペッパー」、焼肉「まんぷく」等7業態と海外2業態
企業HP
http://www.take-5.co.jp/
株式会社テイクファイブ 代表取締役社長 遠山和輝氏の写真

きっかけは学生時代の経験から

 子供のころから「将来は自分で何か事業をする」という思いはありました。「この会社はどうやって食べているのか?」「どうやって儲けているのか?」などをぼんやりと考えていたように思います。会社を辞めた時、社会的な形がなくなって、さあここからどうするかと考えたこと。それが今の自分のスタートでした。特にその時は飲食業界で…というわけではなかったですが 自分の人生を振り返ると、母親が営む飲食業の手伝いをする中で、帳簿の流れに興味を持っていたことや、学生時代西麻布や六本木でよく遊んでいた経験などが影響しているんだと思います。
それから社会人になって、「女性に喜ばれる洋食店でご飯を食べると高いし緊張するし、いいところがない。もっとカジュアルにおいしい洋食を安く食べられないか?」と考えていたこともきっかけの一つです。飲食業界で商売をしていく、その決意と事業の基盤となったのは、学生時代からのお客としての経験だったのかもしれません。そして、それが当時の【red pepper】の原点だと思います。

事業拡大の為だけの展開ではなく、食文化普及、何より社員の成長の場としての出店でありたい!

 昔、素敵だったレストランオーナーの話をよく聞ける環境にあったことが影響も大きいです。僕が学生の時に話題になっていたお店のオーナーさんはみんな、海外の文化に精通していて、海外の文化を日本に持ち込むことで感動を生みだしていました。そこには見たことのない雰囲気があり料理があり、ワクワクするレストランやバーだったと思います。その時代から30年、飲食店も産業の一つとなりましたが、今では感動できる料理などにはなかなか出会えません。今力を入れているのは社員を実際に海外に行かせて「食べさせること」。実際に食べてみることで、自分が現地で感じた感動を、お客様にも伝えたい、そう社員が思えることが大事だと考えています。

魅力的な飲食集団を目指して!

 「魅力的な飲食集団になる」、これが会社として、自分としてのビジョンですね。何が魅力的かは色々あると思いますが、お店のカラー=会社のカラーですから、それを体現できる環境についてはよく考えます。前述でも話ましたように、社員の皆さんに海外のレストランに触れてもらう環境や自己実現を図れる環境を作ることが最も大事だと考えています。そういう事の積み重ねが「お店の立ち位置」だったり「お客様との距離感」だったりに繋がってくると思っています。また常に本質から考えること。古いもの・過去の知見に敬意を表し、現代にどう生かし、進化させていくか?という事を考えて事業を行うことが大切だと思っています。そうした思いが伝わったからか【goo italia】は実はスタッフの「こうしたい」から生まれたものだったりもします。
今後の飲食業界では正しいことを正しくやることが大事だと思っています。料理やおもてなし、食事をおいしくする空間など真摯に本質を考えて作ること。お客様をとりまく人生に、何かお役に立てる価値を提供し、お客様自身の人生が豊になっていく。またそれによって私達お店側の人間も幸せになれる。そんな事のできる飲食集団でありたいです。

お客様にとってお気に入りの飲食店に

 今後もちろん拡大はしていきたいと考えてますが、同じ形態の店舗だけでそれを実現していこうとは考えていません。「あのお店がいいよね」と具体的に選ばれるようなお店になる為に、「コンセプト」を持って、その街に、その街の人に根付くようなお店を展開していきたいと思っています。お客様にはそれぞれのお店をうまく使って頂きたいし、お店自体と上手に付き合って頂きたいと思っています。女の子どうしで遊ぶ時、デートの時上司と一緒に飲みに行く時等、シチュエーションによって行く場所や食べるものや必要な雰囲気って違うと思うんです。なのでその場面場面で選ばれる「お気に入りのお店」でありたいと思っています。

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